PMSカタヤマバフ機
1 バフ機とは   2 鏡面塗装   3 種類   4 機能
5 バフ綿   6 コンパウンド   7 試作
 
1 バフ機とは

・家具、楽器およびキャビネットや室内ドア等の建築部材の塗装被膜の研磨・艶出し
・FRPのゲルコート層の研磨・艶出し
・ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂塗料の乾燥・硬化被膜の研磨・艶出し
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2 鏡面塗装

木工鏡面塗装をお考えの皆様へ
 磨きに必要な機械、バフ、コンパウンドおよびその他の商品を、
 国産ピアノ発生の地、浜松から御紹介します。

高品質の鏡面塗装を施すためのポイントは下記4点です。

1) バフ適正のあるクリヤーを使用する
  ・硬いクリヤーはペーパー跡が取れにくい(塗膜に応じたペーパーを使用する。)
  ・柔らかいクリヤー(特に内部硬化性の悪いタイプ)は艶が出にくい。

2) バフ鏡面機選択と適正な設定
  ・バフ回転数・・・バフ圧を塗膜状態に応じて設定する。
  ・回転数・・・バフ圧を上げるとバフ焼けをおこす。
  ・回転数・・・バフ圧を下げると艶が出ない。

3) バフ綿の選択
  ・一般的なタイプの1号綿バフ。
  ・仕上げタイプの1号起毛バフ。
  ・最終仕上げのネルバフ。

4) コンパウンドの選択・・・ペーパー目を消すための極細目タイプ/艶を出すための仕上げタイプ。
  ・液状水性・・・バフになじみがよく、比較的簡単に艶が出ます。拭き取りも良好です。
  ・液状油性・・・水性タイプより艶が出ますが、拭き取り性が悪い面があります。
  ・固形油性・・・液状油性タイプと同等ですが、固定するための治具が必要となります。
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3 種類

自動機タイプとハンドタイプがあります
1 自動機タイプ
 1-1)バフ移動式自動鏡面機
 ・磨く部材を固定し、バフが回転しながら移動します。
 ・平物(ドア等)も箱物(スピーカー等)も磨けます。
 ・コンパクトで厚み調整も簡単で一般的なバフ機です。
 ・バフ軸は1軸から4軸まで作成可能です。

1 軸 バ フ 機

2 軸 バ フ 機

3 軸 バ フ 機
A ピアノ部品や小物部品向け B 少量生産向け(磨く時間がかかります。) C 標準タイプ(磨き時間が速く、光沢が良くでます。)
 
1-2)バフ固定式自動鏡面機
 ・バフを固定し磨く部材が移動するタイプです。
 ・厚みの一定な平物に適しています。
 ・同一寸法の大量生産品に使用されています。
 ・移動式よりも機械寸法が横に長くなります。
 ・磨く部材の厚みは限られます。
 ・移動式よりも安価です。
 ・バフ軸は1〜20軸が作成可能です。  

多 軸 固 定 バ フ 機

2 ハンドタイプ
 2-1)スタンドバフ機
 ・小型な部材や曲面の磨きに使用します。
 ・設置場所を取らずに手軽です。
 ・主に固形ワックスを使用します。
 2-2)ハンドポリッシャー
 ・電気ポリッシャーやエアポリッシャーにワンタッチバフを装着して磨きます。
 ・色々なタイプのポリッシャーに適応したバフを作成できます。
 

 自動バフ鏡面機およびスタンドバフ機はすべてハンドメイドの商品です。
 お客様の磨く部材の大きさ数量仕上がり状態など、
 ご要望に沿った鏡面機を1台1台企画させていただきます。
 
 これまでにも、楽器メーカー様や家具メーカー様などへ、
 多数のバフ鏡面機を納入させて頂いております。
 
 長年培った知識と技能を結集し、これからもより良い商品を製造メーカーと
 協力して作り続けてまいりますので、バフ鏡面機をご検討の方は、是非、
 私どもへご連絡下さいます様お願い申し上げます。
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4 機能

自動バフ鏡面機の機能
バフ軸自動変更装置 磨く部材により回転数を調整する装置
バフ軸移動速度変更装置 磨く部材により移動速度を調整する装置
バフ軸移動距離変更装置 磨く範囲を変更する装置
バフ圧調整装置 磨く部材を上下に移動し、バフ圧を調整する装置
オシュレーション装置 磨く部材を左右に移動し、ペーパーの研磨跡を消す装置

塗膜状態(下記4点)を観察して、
バフ圧力・回転数・送りの速さを決定します。
・塗膜の厚みは?
・ポリウレタン塗料の様に塗膜が柔らかいか?
・ポリエステル塗料の様に塗膜が硬いか?
・ペーパー研磨跡は?
 
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5 バフ綿

バフとは)
純綿など柔軟性のある材料を使用し、軸対称に構成された研磨用具で回転運動を行い、部材を磨く材料です。

素材種類)
  ・1号綿・・・腰が強く研磨力が高い商品です。荒磨きから仕上げ磨きに適しています。
  ・1号起毛・・・1号綿より柔軟性があります。、仕上げ磨きに適しています。
  ・ネル・・・非常に柔らかい商品です。最終仕上げに適しています。

形状種類)
・バイアス綿バフ
・・・バフの周面に縦糸・横糸の先端が集まっているので糸のもつれも少なくバイアスバフも長持ちします。
・フラップバフ
・・・生地をバイアス裁断し、縦糸・横糸がほつれにくいように、布を1枚ずつ折りたたんで組み込み製作してあります。特殊組立で空冷効果が抜群です。
・バイアス綿バフとフラップバフのカセット式
・・・紙管にバフを1枚ずつ詰め込んだものです。自動研磨機に設置する際の手間を省けます。
・バラバフ
・・・バフ綿を重ねて縫い合わせたものです。縫い方によって、同心円タイプ・渦巻きタイプなどがあります。外形・軸穴・厚みをお客様のご要望に合わせてご用意出来ます。
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6 コンパウンド

自動バフ鏡面機用のコンパウンドです。
液状水性コンパウンドは、天然のロウや油脂・油剤を特殊な乳化剤と方法でエマルジェル化し、これに研磨剤を均一に分散させ液状化させた商品です。
特徴として#800〜#1000の研磨目を安易に除去できる研磨力と光沢を生み出します。研磨する際のバフがらみや焼けが少なく、スプレーでの塗布も可能です。


種類)荒研磨用/中研磨用/仕上げ用/最終仕上げ用/表面保護艶出し用
  ・硬いクリヤーはペーパー跡が取れにくい。
  ・柔らかいクリヤー(特に内部硬化性の悪いタイプ)は艶が出にくい。

塗膜状態や仕上げ程度によってコンパウンドをご選択ください。
   
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7 試作

弊社(ピアノ鏡面)塗装工場内におきまして、ストロークベルトサンダー・自動バフ鏡面機・スタンドバフ機を使用の上、試作いたします。

初めての方、ご検討中の方のご相談をお受けします。お気軽にご相談ください。

 試作用自動バフ機

 作 業 風 景

 試作用ストロークサンダー
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